コラム, 脱毛の気になること

脱毛と女心

女性の脱毛の悩みは何歳くらいから始まるのでしょう。早い人では思春期からと答える人もいます。女性同士のちょっとした会話から、自分は毛が濃いのではと不安になってしまったり、あるいは交際中の彼氏に指摘されて悩むことも。背中のムダ毛が気になるという男性は多いみたいですね。また、肌が白いと太くて濃い体毛は目立ってしまいます。剃っても生えてくるし「彼氏ができたら剃り続けるしかないの?」と悩む。毛深い悩みが恋愛に対する気持ちをネガティブにしてしまいます。

セクシャルヘルスケアブランド「エルシーラブコスメティック」の体毛に関する調査によると、女性の6割が「自分は毛深いと思う」と答えています。そのうちムダ毛の処理ではセルフケアだけで処理する人は6割以上。すね毛についての同様の設問では、自己処理のみと回答した人がさらに高く76%になっています(調査「エルシーラブコスメティック」会員500人。2014年4月16日~21日)。

ムダ毛とはなに?

人間の全身の毛はどのくらいでしょうか。個人差はありますが約150万本と言われています。人類の歴史はサルからホモサピエンスに進化したからですが、人間が衣(服)をまとう以前は、体毛は外部から身を守ってくれる大切な働きをしていました。腋やすねなどに毛が生えているのは、弱い部分だから守ろうとしていた名残なのです。ですから人類が誕生した時は、ムダ毛など一本もなかったはずですが、文明が発達して、服を着用するようになってから、「ムダ毛」が生じたのです。

ムダ毛の処理のためには、まず全身の毛の特性をつかむこと

全身の毛には、「健やかに伸ばしたい毛」と「絶対に排除したい毛」、さらにVIOラインのように「徹底排除する、あるいはしなくてもいい毛」の3種類の毛に分類されます。「健やかに伸ばしたい毛」で手入れが必要な毛は、髪の毛、眉、まつ毛、鼻毛になります。鼻毛から下にある毛は、排除や制御したい毛といえますね。全身の毛は、パーツによって、サイクルが異なります。

鼻から上の毛の処理法

頭髪は成長期が2~6年間と長いです。一方まつ毛は約40日と短いため。成長速度は一日あたり0.18mm。眉は生え終わるまで約3~4か月の期間がありますが、眉が濃いと悩む人は定期的な眉カットで、ムダ毛処理というより、眉を整えるという感覚がいいですね。セルフで綺麗に整える自信のない人は、サロンで「眉カットのみ」で綺麗にしましょう。反対に「眉毛が薄い」や「ない」人は発毛が課題になりますね。手っ取り早いのは眉メイクで上手に見せることです。

鼻毛は嫌な毛ですが、絶対に自分で抜くという行為は避けましょう。ブラジリアンワックスで抜く人もいますが、皮膚より鼻の粘膜は弱いため、傷つけるリスクが高いです。レーザー脱毛や鼻毛カッターも傷つけるリスクがあるので利用しないこと。ベストな方法は、清潔な鼻毛切はさみで無駄な鼻毛をカットすることです。一人でなかなかうまくカットできないと感じたら、シエービングのプロにカットしてもらうと、安全かつ綺麗になります。

全身脱毛をセルフケアで行う危険性

全身の毛は性ホルモンの影響下にあります。体毛は男性ホルモンが多いと濃くなります。自然に生えている毛を排除するのは医療行為の領域と捉える皮膚科のドクターもいます。そのくらい全身の脱毛は危険が伴うということです。あまり自分自身で自分の毛をコントロールしようとしすぎて、肌荒れや埋没毛、角質の盛り上がりなどトラブルが生じることもあります。

だからといって、安易に脱毛サロンやクリニックを勧めるものでもありません。それなりの費用もかかりますし、火傷など危害を受ける可能性もゼロではありません。セルフケアでも大丈夫なんじゃないか?やっぱりサロンに通ったほうがいいんじゃないか?自身の悩みと向き合って、その脱毛費用は見合っているのか。また、サロンやクリニックは安全なのか。よく確認することが大事です。誰でもコンプレックスは抱えているものです(筆者もそうです)。少しでも、その悩みが軽減されることを願っています。